さつき薬局のブログ
2013年10月4日
妊娠が難しい「早発閉経」の患者から卵巣を摘出し、その中の卵子のもとになる細胞を卵子に成熟させる方法で、
日本人患者1人が世界で初めて出産したと、聖マリアンナ医大など日米のチームが30日付の米科学アカデミー紀要で発表した。
臨床研究として実施した。早発閉経患者の妊娠への道を開く治療法として注目される。
<出産>早発閉経で初 卵子のもと成熟させ体外受精(毎日新聞)
原始卵胞が酸化しないように、普段の食生活や生活習慣は大切ですね。
IVAという新しい治療に期待します。
治療の詳細はホームページ(http://www.ivafertility.com/IVA/index.html)に掲載されています。
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2013年9月26日
本日のテーマは男性不妊について。
不妊は「女性側の問題」と思われている方がまだまだいらっしゃいますが、最近の不妊の原因は男女ともに同じくらいの割合です。
カウンセリングをさせて頂いているときに奥様に「ご主人は普段どんなものを食べられていますか?」と質問をすると、
「カップ麺やコンビニ弁当です。夜は遅いですし。。。」と答えられる方は少なくありません。
実はこれが大きな問題です。
環境ホルモン(内分泌攪乱物質)ってよく聞きますが、詳しく知ってますか?
環境中にある化学物質の中で、体にホルモン作用や、ホルモン作用を阻害する物質のことです。
平成15年に政府は「内分泌系に影響を及ぼすことにより生体に障害や有害な影響を引き起こす外因性の化学物質」と言っています。
実はカップ麺やインスタント食品の容器は熱すると環境ホルモンが発生し、それによって不妊症に陥るケースも少なくありません。
テレビ朝日で以前見たのですが、ある川にカップ麺から出たフタル酸エステルが流れ出し、魚の精巣を異常にしたり、メス化現象が起きたらしいです。
ここがポイント!
カップ麺業界では「容器は安全」と言っていますが、実際安全と言われている量の13万分の1で実験されたネズミは癌になったようです。
今すぐには死なないから大丈夫ですが、ネズミが癌になるものは安全とは言えないですし、これからはわからない、ということですね。
男性が環境ホルモンを摂取すると、先程の川の話のように、メス化していきます。
男性ホルモンの働きを弱まらせ、女性ホルモンのようにします。
その結果、生殖器官が小さくなり、精子を作る機能低下に繋がります。
どうしてもカップ麺が食べたい方は、容器から取り出して他の器で食べれば大丈夫です。
本当は旬の食べ物、生命力のあるものがいいんですけどね。
「今食べている物で赤ちゃんが作られる」意識を持って下さいね。
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2013年8月26日
不妊治療の公費助成に年齢制限を設けることなどを検討している厚生労働省の検討会(座長・吉村泰典慶応大医学部教授)は29日、体外受精を行う場合の助成対象を「43歳未満」とし、助成回数を現在の「10回まで」から「6回まで」とする見解をまとめた。今後取りまとめる報告書に盛り込む方針で、制限の導入に当たっては経過措置を設けることも決定した。
佐賀県では、県単独ででも42歳以上の分を続けるのかどうかということについては、現在検討をしているところです。
佐賀県。こちら知事室です。
高齢で赤ちゃんを望むのは、妊娠しにくいような生活をしていたからではないはずです。
仕事や家庭の事情などで、赤ちゃんを欲しいと思った時期が遅くなっただけだと思います。
少しでも赤ちゃん待ちの方が安心できるように応援したいです。
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2013年7月18日
今日も暑い一日ですが、いかがお過ごしですか。
こんなに暑いとついつい冷たいものを摂りすぎてしまいますが、
胃腸を冷やし過ぎると体調を崩しやすくなりますので
温かいものを摂るように心がけましょうね。
今日の佐賀新聞より。
佐賀県は今秋から、不妊治療への費用助成を拡充する。
これまで対象外だった人工授精に1回3万円を助成し、
体外受精(顕微授精を含む)については新たに受精卵の
凍結保存を助成範囲に加えた。とあります。
人工授精は県独自で1回3万円を1年間のみ3回まで助成となっています。
受精卵の凍結保存は、単年度で1回3万円を助成となっています。
秋から助成が拡充されるようですので、秋に向けての身体つくりを始めましょう。
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