本日のテーマは男性不妊について。
不妊は「女性側の問題」と思われている方がまだまだいらっしゃいますが、最近の不妊の原因は男女ともに同じくらいの割合です。
カウンセリングをさせて頂いているときに奥様に「ご主人は普段どんなものを食べられていますか?」と質問をすると、
「カップ麺やコンビニ弁当です。夜は遅いですし。。。」と答えられる方は少なくありません。
実はこれが大きな問題です。
環境ホルモン(内分泌攪乱物質)ってよく聞きますが、詳しく知ってますか?
環境中にある化学物質の中で、体にホルモン作用や、ホルモン作用を阻害する物質のことです。
平成15年に政府は「内分泌系に影響を及ぼすことにより生体に障害や有害な影響を引き起こす外因性の化学物質」と言っています。
実はカップ麺やインスタント食品の容器は熱すると環境ホルモンが発生し、それによって不妊症に陥るケースも少なくありません。
テレビ朝日で以前見たのですが、ある川にカップ麺から出たフタル酸エステルが流れ出し、魚の精巣を異常にしたり、メス化現象が起きたらしいです。
ここがポイント!
カップ麺業界では「容器は安全」と言っていますが、実際安全と言われている量の13万分の1で実験されたネズミは癌になったようです。
今すぐには死なないから大丈夫ですが、ネズミが癌になるものは安全とは言えないですし、これからはわからない、ということですね。
男性が環境ホルモンを摂取すると、先程の川の話のように、メス化していきます。
男性ホルモンの働きを弱まらせ、女性ホルモンのようにします。
その結果、生殖器官が小さくなり、精子を作る機能低下に繋がります。
どうしてもカップ麺が食べたい方は、容器から取り出して他の器で食べれば大丈夫です。
本当は旬の食べ物、生命力のあるものがいいんですけどね。
「今食べている物で赤ちゃんが作られる」意識を持って下さいね。